昔から雪は豊年の貢といわれ、それは土地の精霊が、翌の豊作を知らせるために雪を降らせる、故に雪は稲の花のしるしとされてきました。雪国のご苦労が伺える時節です。お元気ですか。どうかお怪我などされませんように。今日もいちりんあ...

さむい寒い

今冬はなんて寒いんでしょうね。突き刺さる寒さ、透徹した冷たさを身にまとうたび、身体ばかりか声まで凍りそうです。おかげでつまらぬ愚痴さえ出ませんので、まあ其れはそれでよろしく。冷たい空気に触れるたび、この身の乾いた呼吸から...

信頼

子どもは自分でできるようになりたいと思ったときに、自ら歩き始め、言葉を覚え、手本を見つけて真似をしだします。また、できる出来ないが判らなくても、純粋にやりたがるものです。自尊心とは自分を信じる心であり、人を信じる力でもあ...

冬は散歩

冬は散歩。冬薔薇や草木の枯れに見惚れながら、心地よい沈黙を嗜んだり、胸の内にある感情の沈殿に浸ったり。寒くて冷たい冬だけど、思い出すたび満たされる、景色があるなら幸せね。今日もいちりんあなたにどうぞ。 . この冬の夜に愛...

1月17日

流れる時間の中で繰り返された、さびしい季節、実らぬ時間、とどかぬ声。幾たびも肩を落とし、しかし絶えても、哀しみ憤っても、再び心を大きく動かし、はばたく勇気をもつ人々がいたことを、私たちは忘れません。混沌から立ち上がる過程...

花は野にあるように

晩秋から咲き続けていた山茶花も、そろそろお仕舞いかしら。ご近所にある、染まるほどお喋りが盛んに見えた花木はいつも賑やかで、椿ほど艶やかでないのに、どちらかといえば野暮なのに、ちっとも見冷めなくて、この冬もずっと好きでした...

謹賀新年

明けましておめでとうございます。今日この世界中の一斉に、皆さまの健康と幸せを心よりお祈りいたします。いつもいつもあなたに伝えたいことはたくさんあって、見つけたときの嬉しさはひときわです。またご一緒しましょう。楽しい一年に...