住する所なきを、まず花と知るべし停滞することなく変化することこそが、芸術の中心である。世阿弥の残した言葉です。『風姿花伝』で知られる能の大成者、世阿弥の記した言葉からは、自らの芸と人の世に対しての鋭い洞察が見てとれます。...