杜鵑

夏の終わりから晩秋にかけて、ながく咲きつづけるホトトギス。杜鵑草(ホトトギス)という和名は、花に入った紫の斑点が、鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることに由来します。
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その鳥ホトトギスの口が赤いのは、血を吐くまで鳴いたからとも言われ、歌人 正岡子規は、自身が結核を患った際に「鳴いて血を吐く」と言われるホトトギスと自分を重ね合わせて、ホトトギスにちなむ句を一晩で数十も作ったとか。「子規」ってこの鳥の異名なんですってね。
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地味な花ですが、よく見れば、その独特な花色と姿に引き込まれます。今日もいちりんあなたにどうぞ。
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雑草とは何か?その美点がまだ発見されていない植物である。
エマーソン
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ホトトギス 花言葉「永遠にあなたのもの」