四季の七草

秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 おみなへし また藤袴 あさがおの花 -山上憶良 . 七草といえば春秋に限られていると思いきや、夏冬にもあるそうで、 夏は昭和初期に勧修寺...

雪中送炭

華やかで楽しいときに、愛でる花を贈るより、雪に見舞われ苦しいときに、暖がとれる炭を送りなさい。それこそが真の友情です。 . 雪中送炭、よい言葉ですね。今日もいちりんあなたにどうぞ。 . デンファレ 花言葉「思いやり」

あなたしかいない

写真はせいぜい小さな声しか持たない。だが時に、一枚の写真や一連の写真が、我われの気づきの感覚を呼び覚ますことがある。 Photography is a small voice, at best, but sometime...

秋雑感

太陽は数本の木々や花々のために輝くのではない、全世界の喜びのために輝くのだ。 The sun does not shine for a few trees and flowers, but for the wide wo...

11月になりました

朝から爽やかな青天みあげ、今年も11月を迎えました。秋が深まるにつれて、空も夏の湿度から解放され、天をつくほどに高く青く冴え渡ります。なんて喜ばしい季節でしょう。 . 然しも、いたましいニュースが後を絶たぬ日々。いままた...

純潔

物をもつことも、身にまとうことも、言葉にすることも、ひとつひとつが思想の表明。こうして此処にいることも。今日もいちりんあなたにどうぞ。 . このまま行けと、僕の中の僕が言うんだ。 I in me order to go ...

小春

夏のはじめに麦秋というのに対して、冬のはじめは小春。今日もまた好いお天気でした。冬とはいえど小春日の、長閑けきままに、ぬくりぬくり。今年も木枯らし吹くのかしら。今日もいちりんあなたにどうぞ。 . 好い笑いは、暖かい冬の陽...

返り花

自然の色が晩秋の情趣に絞られてくるこの頃、ふとみやると、時節はずれの花が咲いています。返り花です。 . 小春日和の暖かさに誘われて、花が咲きだすことをいいますが、このところは、それとも言えぬ季節感のくるいと重ねてしまい、...

優しさ

答えの見つからない質問をいただきました。優しさって何でしょうか。 . 優しさは愛じゃない、谷川俊太郎さんの詩にありました。究極の優しさは命を預けること、岡本敏子さんの言葉です。見返りなんて気にせず優しさを与えなさい、ダイ...

子ども

子どもは生まれたときから、ただの小さな人間。たったそれだけのことなのに、対等になれない大人がいけない。小さいからって見くびるからいけない。子どもは私たちと同じ、ただの人間。たったそれだけのことなのにね。今日もいちりんあな...

生きていく

往年の名女優、高峰秀子をエッセイストとして知る人も少なくないでしょう。「人をこき下ろさせたら誰もかなわないほどの悪口の天才」と自称するほどであった、その毒舌とユーモアは奇才、江戸前な気風のよさも相まって、舞台が文業にかわ...

花言葉

古くから、人の思想や感情をあらわしたり、縁起やシンボルに由来した風習として、いまに伝わる花言葉。 . 西洋においては、ギリシャローマの神話や聖書に登場する、シンボリックな植物のものがよく知られ、イギリスに伝わるのは、伝説...