立春

立春。今年も春が立ちました。「立つ」とは始まりを表しています。「一日(ついたち)」も始まりですものね。まだまだ色も香も淡い春ですが、黄昏方の空はうす紅く明るくなって来ましたし、余寒を伴いながらも、きたる光の兆しを感じる頃...

鬼やらい

今日は節分。現代では二月立春前日をいいますが、本来は「季節を分ける」ことを意味しますので、立春だけでなく、立夏・立秋・立冬の前日も節分といいます。節分といえば鬼やらい。季節の分けめに生じる邪鬼を、豆を撒いて払います。人間...

如月

二月になりました。如月。寒さで着物を更に重ねて着る「着更着(きさらぎ)」が語源とされています。 . 歳末新年のざわつきが過ぎて、しばらくは閑散とした日が続きますが、是としてすることないこの余白にも、季節を楽しむしあわせが...

2月になりました

昨晩は月。冷えきりの夜空を見上げれば、そこにはぽっつりと、紅くて円い月が浮かんでいました。赤銅色の月。きれいな月を見ると知らせたくなるのは何でかしら。月が済めばきさらぎ。梅に木の芽、草木のめばえ待ち遠しい二月となりました...