ある人には雑草に、ある人には希望に

足元に咲いた無数の白花が、五月の終いを告げています。ドクダミの花です。毒をとめるからドクダミ、十の効能があるから十薬との名もあります。 . この花をいったわけではないけれど、ある人には雑草に、ある人には希望にって、ほんと...

人を育てる江戸の知恵

江戸時代、丁稚小僧を立派な商人に育てるための方針として、こんな言葉がありました。 . 心の豊かさは三歳までに教えなさい。 しつけは六歳までに。ことば使いは九歳、 文章は十二歳には書けるようにし、 世の中の道理は十五歳まで...

枇杷

見上げると枇杷の実がなっていました。花は十一月ごろに咲くそうです。小さい頃に、近所でなって落ちていたのを、傷のないのを、掌にそっとつつんで、大事に持ち帰ったことがありました。なあんだ枇杷かと笑われましたが、おかげで、その...

苧環

この花みるとまた思う。しずよ静よと、繰り返し私の名を呼んでくださった、あの昔のように、あなたと過ごしたときめく時を、今また共にしたい。今日もいちりんあなたにどうぞ。 . しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に ...

初夏雑感

ひどく降った雨から一転、真っ赤に染まった日本列島を眼にしては、むかえる長い夏への不安がよぎります。 かつては四季を忘れぬ花をみて「咲く花時を違えず」なんていい、今よりもっと明確に、草木をたよりに四季の訪れを感じたものでし...

小欲千足

奪いあえば足らぬし、分けあえば余る常。 . 少欲知足は小欲千足、なんてね。 今日もいちりんあなたにどうぞ。 . 「さようなら」をしても、落胆することはない。別れがあるから、また会うことができるのだから。 Don’t be...

Love the life you live

今も昔も流行りがあれば廃れもありますが、四十も半ばをすぎれば、新しいものは新しいものとして楽しみつつ、古いものは心して残したい気持ちです。 これは時代に反抗する心というよりも、由来や伝説にふれるうち、説かれる由来に自分の...

初夏

晩春を咲き越えた花が、なお盛夏をみちびくように、魅力まぜあい咲いてます。当期の花もつぎつぎと。空は晴天、くつろいだ白雲は悠々と光をまとい、少しばかり雨の匂いをさせて、初夏の朝。おはようございます。今日もいちりんあなたにど...

ニオイバンマツリ

三月の風と四月の雨が五月の花を咲かせる。 March winds and April showers bring forth May flowers. . ニオイバンマツリ 花言葉 「幸運」 . 初夏らしい陽気になりまし...

I believe that

私は信じる 想像は知識よりも強いことを。 . 神話は歴史よりも影響力のあることを 夢は現実よりも力強いことを。 . 希望はつねに経験を克服することを 笑いは悲しみを癒す唯一の薬であることを。 . そして私は信じる 愛は死...

痛手からの回復

朝目覚めたら、生きていることがなんと貴重で特別なことかと考えてごらんなさい。 息をすること、考えること、楽しむこと、そして愛することも。 . When you arise in the morning, think of...

自然に学び、自然を愛し

自然を学び、自然を愛し、いつも自然のそばにいなさい。 きっとそこから得られるものがあるから。 Study nature, love nature, stay close to nature. It will never ...