わからぬは夏の日和と人心。変わりやすい夏の天気のように、人の心も変わりやすく解らないものだ、という故事ですが、似たような言葉に「男心と秋の空」があります。これも秋の空のように男の愛情は変わりやすいものだ、という喩えです。...

孤独な薔薇がありました。ある日のこと、美しい少女がいちりんのバラを髪に飾ると、人々はなんて美しい花と見惚れ、以来、バラは皆に愛される花となりました。ところがバラ自身は、この人々が寄せる注目が、自分の魅力でもなければ、決し...

幸せの尺度なんて、自分で知ってりゃそれでいい。たったそれだけのことなのに、ついつい忘れちゃうからいけないね。他人となんて比べるなかれ、よ。今日もいちりんあなたにどうぞ。幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。-ショーペ...

水無月

水無月や 木木のみづ葉も くもり日も あをやかにして 友の恋しき -若山牧水..水無月(みなづき).六月の美称におなじ「水無月」は、京都発祥の季節菓子.6月のみそか、夏越の祓(なごしのはらえ)にいただくお菓子て...

クチナシ

もっとも香しい花は内気で控えめである-ウィリアム・ワーズワース.The flower that smells the sweetest is shy and lowly.-William Wordsworth

夏至と半夏生

今日は二十四節気の「夏至」です。.夏至は夏季のまんなか◎.ですから今日は一年でもっとも昼が長くもっとも夜が短い一日なんですね。..そんな今日のお花は.半夏生(ハンゲショウ)..半夏生といえば.夏至から数え...

星に願いを

ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その一つの星のなかで笑うんだ。だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう。サン=テグジュペリ『星の王子さま』.In one of ...

友情

.友情は瞬間が咲かせる花であり、そして時間が実らせる果実である。-オットー・フォン・コツェブー.Freundschaft ist die Blüte des Augenblicksund die Frucht...

夏至

今日は夏至。一年のうちで、いちばん昼間がながい日です。ですが、東京は朝から太くも細くもない雨が、降りみ降らずみ。いまこの時間になり、いつもより陽も早くに落ちたよう、夏至の日永を喜ぶよりは、雨のたびに吹いていた、風のさらさ...

コンロンカ

あなたのことを思い続けて見た夢だから、あなたの姿も、ああして見えたのかしらね。けれどそれなら、夢だとわかっていたなら、いっそわたし、目覚めたりなんて、しなかったのに。 . 今日もいちりんあなたにどうぞ。 . . 思ひつつ...

薔薇見れば 薔薇のゑまひ

薔薇見れば 薔薇のゑまひ . 牡丹に逢はば、牡丹の威 . あやめの色の やさしきに優しく . 女人われこそ 観世音ぼさつ。 . 「観音経を語る」より 岡本かの子 . 明日も良い日に。 今日もいちりんあなたにどうぞ。

父の日

この月が来ると、ああと思い出す花があるように、 この日が来ると、そうと思い浮かぶ詩があるの。 . 今日もいちりんあなたにどうぞ。 . いい男だったわ お父さん 娘が捧げる一輪の花 生きている時言いたくて 言えなかった言葉...