待つものあれば長いしと思うし、去るもの送れば短かったとなる。一月はごまかしのない月。情緒的であることがちっとも似合わない、というかしら。 風も木立も真っすぐで、空の青は突っぱねるよう、花には少しばかりの哀しさと潔さ。あれ...