養之如春

養之如春(これを養う春の如し)という漢語があります。人や物を育てるときには、春の陽光が植物を育てるように、という意味で、作家 井上靖が座右の銘にしていた言葉でもあります。

日々、こんな頼りない自分のつたない言葉で、教える育むだなんてためらうばかり。けれど心では、あなたの未来を誰よりも、楽しみにしていると高らかに宣言したい気持ちです。今日もいちりんあなたにどうぞ。

これを養う”の“これ”には何を当てはめてもいい。子供を育てることも、愛情を育てることも、仕事を完成することも、病気を癒すことも、みな確かに、あせらず、時間をかけてゆっくりと、春の光が植物を育てる、その育て方に学ぶべきなのである。 井上靖

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