和して同せず

「和」は主体性をもちながら他人とは親しく、共感をして助け合うこと。「同」は自分の考えもないままに、ひとの言葉や行いにながされること。音楽にたとえるなら、それぞれに自分の楽器をもち、ひとのリズムにのって同調するばかりでなく、相手の音色にあわせて調和するような心もちでしょうか。君子 和して同せず。今日もいちりんあなたにどうぞ。

梅も百合も、さては名もなき野の花も、自然の寵児は、自らに恵まれた個性を、素直に発揮してゆくところに、みずからの生命を愉躍し、そしてよく他と調和して、自然界の平安な美を保っている。九条武子

バイカウツギ 花言葉「思い出」