ひまわり

昔、太陽の神アポロンに恋した海の精クリティエは、その恋が叶わぬ片思いに終わったあとも、恋しい人が、東の空から登り、西の空に見えなくなるのを、まいにち毎日みていました。ひとり土のうえに立ちつくし、黒い瞳を輝かせ、九日九晩アポロンを見つめ続けていたクリティエは、その姿のままに、ヒマワリの花になったというお話。気持ちが沈みそうになったときにも、花は私たちに元気を与えてくれ、教えてくれます。笑顔でいること、感謝すること、くじけないこと。今日もいちりんあなたにどうぞ。

大地を美しくするために、人間の用心深い心を元気づけるために、神は花を作った。そして一茎の花から知恵を集め、いつも快い感謝を忘れないものが、最も幸福である。
ウィリアム・ワーズワース

ヒマワリ 花言葉「あなただけを見つめる」