写真は写真を見るだけで、自分もそこにいるような気分になれる。映画は映画の中に、揺れる人間の姿を見て、そんな生き方もあると想像することができる。では言葉は。
言葉はそれで、100%の真実を伝えることはできません。けれども言葉には、心の流動がある。それとはたとえばあなたの日記にも、かつて読んだ小説にも、時を刻んだ随筆にも。芸術であれ、実用であれ、殊によい表現のされたものとは、眼に研ぎ澄まされているばかりになく、触れるものに喜びを、真にどう生きるかを考えさせる力があります。
ときには心をまっさらに、みずみずしい感性で、新しい物ごとに触れてみるのもよいものです。と、たまに自分に思い出します。今日もいちりんあなたにどうぞ。
sense of wonder
センス・オブ・ワンダー
(神秘や不思議さに目を見張る感性のこと)
ビヨウヤナギ 花言葉「多感」